愛知工業大学が全勝優勝 木造は単複で8勝を挙げる<前期日本卓球リーグ総括>
国内大会 愛知工業大学が全勝優勝 木造は単複で8勝を挙げる<前期日本卓球リーグ総括>
2021.06.27 文:ラリーズ編集部
<2021年度前期日本卓球リーグ千葉大会 2021年6月23日~27日>
2021年度前期日本卓球リーグがバルドラール浦安アリーナ(浦安市総合体育館)にて23日から開催されている。最終日の27日には男女一部の第6、第7戦が行われ、男子は愛知工業大学、女子は昭和電工マテリアルズが優勝を決めた。
愛知工業大学が全勝優勝
26日終了時点で、男子一部では愛知工業大学が5勝0敗で首位。その後を4勝1敗の東京アート、日鉄物流ブレイザーズ、協和キリンの3チームが追う展開となっていた。
写真:木造勇人(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部第6戦では、その上位4チームによる直接対決が行われ、愛知工業大学は東京アートに、日鉄物流ブレイザーズは協和キリンにそれぞれ勝利。
さらに第7戦では、愛知工業大学と日鉄物流ブレイザーズが直接対決。1番シングルスの田中佑汰(愛知工業大)と2番シングルスの曽根翔(愛知工業大)が共にフルゲームの接戦に勝利すると、田中佑汰/木造勇人ペアのダブルスも勝利を収め、マッチカウント3-0で完勝。愛知工業大学が7戦全勝で、前期日本卓球リーグ男子一部王者に輝いた。
写真:曽根翔/撮影:ラリーズ編集部また、先日のアジア選手権代表選考会で優勝に輝いた木造は、今大会単複で8勝、東海学生選手権ダブルスで優勝を果たした曽根翔はシングルスで5戦5勝の活躍を見せた。
石川が個人全勝で優勝に貢献
女子一部では、26日終了時点では中国電力と昭和電工マテリアルズが4勝1敗で優勝争いを繰り広げていた。
写真:石川佳純(昭和電工マテリアルズ)/撮影:ラリーズ編集部第6戦では両チーム共に勝利を挙げたが、第7戦では中国電力が十六銀行に0-3で敗れた。
一方、昭和電工マテリアルズは第7戦でデンソーと対戦。1番シングルスでは鈴木李茄(昭和電工マテリアルズ)が中畑夏海(デンソー)に、2番シングルスでは石川佳純が阿部愛莉(デンソー)にそれぞれ3-1で勝利し、ダブルスで平真由香/田口瑛美子(昭和電工マテリアルズ)ペアがストレート勝利。ゲームカウント3-0で勝利し、トータル6勝1敗の成績となった昭和電工マテリアルズが前期日本卓球リーグ女子一部を制した。
また、石川は今大会、百十四銀行戦以外の全6試合に出場して全勝。圧巻の成績を収め、東京五輪に弾みをつけた。
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