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渋野日向子が米ツアーベストスコアタイの『64』をマーク これまでの最少スコアは?日本では?

渋野日向子がベストタイの「64」で急浮上(撮影:ALBA)

<LPGAドライブ選手権 2日目◇24日◇スーパースティション・マウンテンGC(アリゾナ州)◇6526ヤード・パー72>

米国女子ツアーはアリゾナ州で今季初のフルフィールド戦が行われているが、2日目はビッグスコアが生まれている。第1ラウンドで126位タイと出遅れた渋野日向子もその一人。第2ラウンドはボギーなしの8バーディで「64」をたたき出し、トータル6アンダーまで浮上。一気にリーダーボードを駆け上がった。

この「64」というスコアは、渋野にとって日米を通じて3度目で自身のベストスコア。最初に達成したのは2019年9月の「デサントレディース東海クラシック」。首位と8打差の20位タイから出た最終日に今回と同じく8バーディを量産。同年8月の「全英AIG女子オープン」制覇後、はじめての勝利を華々しい大逆転劇で飾った。

2度目は2021年の米国女子ツアー「ピュアシルク選手権」3日目にマーク。パー71でスコアとしては7アンダーだった。トータルでは1アンダーにとどまり、31位タイに終わっている。

爆発的なスコアを出すことも渋野の魅力だが、前日は「74」だったことを考えると、この日の「64」は一気に10打縮めたことになる。「攻めるしかないと思っていたので、結果につながってすごくよかった」と予選落ち危機からの生還劇には笑顔だ。

劇場型とも呼ばれる渋野のゴルフ。あとは「上を目指していくしかない」と一気に表情も明るくなった。スイング改造中とはいえ、結果も求める年にすると自身のシーズン開幕戦でも話していた。この爆発をきっかけに、一気に上昇気流に乗っていけるか注目だ。

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