プレーオフシリーズがついに開幕! 優勝予想トップは今季4勝のジョン・ラーム 松山英樹はランキング圏外
<フェデックス・セントジュード選手権 事前情報◇7日◇TPCサウスウインド(米テネシー州)◇7243ヤード・パー70>
フェデックスカップランキング上位70名が出場できるプレーオフシリーズ第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」が現地時間9日から開催される。開幕に先立ち、米国男子ツアー公式サイトではパワーランキング(優勝予想)が発表された。
優勝予想トップは、レギュラーシーズン4勝を含めて計7度の表彰台に上がる活躍を見せ、フェデックスカップランキング堂々1位のジョン・ラーム(スペイン)。ラームは、今季のオールアラウンドランキング(平均スコア、平均パット数などの各ランキングを総合して算出したもの)でも1位となっている点も評価されている。過去のプレーオフシリーズでの輝かしい成績を鑑みても、優勝が期待できる。
2番手に選出されたのは、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)。昨年、年間最優秀選手に輝いたものの、プレーオフシリーズでは勝利を挙げることができなかった。しかし、今季も安定した活躍を見せており、パーオン率や3ラウンドの平均スコアなど、様々なスタッツで1位を獲得している点が評価された。
3番手にはツアー屈指の飛ばし屋ローリー・マキロイ(北アイルランド)が選ばれた。マキロイは昨年、最終戦「ツアー選手権」で優勝して年間王者に輝いたが、同大会では予選敗退を喫している。しかし、5月の「全米プロゴルフ選手権」から7試合連続でトップ10に入り続けている好調さから、3番手に選出されている。
なお、パワーランキングは圏外となったものの、松山英樹も今大会に出場する。現在フェデックスカップランキング57位となっており、第2戦「BMW選手権」、最終戦「ツアー選手権」への出場は黄色信号。プレーオフシリーズでは、獲得できるポイントが4倍となるため、上位に入れば最終戦までの出場権を獲得できる可能性は大いにある。レギュラーシーズン最終戦では悔しい結果となった分、プレーオフシリーズでの爆発に期待したい。
【優勝予想ランキング】
1位:ジョン・ラーム(3)
2位:スコッティ・シェフラー(1)
3位:ローリー・マキロイ(2)
4位:リッキー・ファウラー(26)
5位:パトリック・キャントレー(4)
6位:ビクトル・ホブラン(5)
7位:ブライアン・ハーマン(9)
8位:ルーカス・グローバー(53)
9位:J.T.ポストン(40)
10位:トミー・フリートウッド(23)
11位:トニー・フィナウ(17)
12位:ザンダー・シャウフェレ(6)
13位:エミリアーノ・グリジョ(35)
14位:ラッセル・ヘンリー(29)
15位:アン・ビョンハン(57)
※()内は世界ランキング
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