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稲見萌寧に“ポアナの洗礼”「グリーンスピードに対応しきれていない」

稲見萌寧はイーブンパー発進も、グリーン上で不満を残す一日になった(撮影:GettyImages)

<ファーヒルズ朴セリ選手権 初日◇21日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

グリーン上で首を傾げ、ため息がもれる一日になった。稲見萌寧は1イーグル・3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「71」でイーブンパーにまとめたが、気まぐれなポアナ芝に苦戦。「跳ねる跳ねないは特に気にならなかったけれど、傾斜に対してのグリーンスピードに対応しきれていない」と、30パットだったパッティングに不満を残した。

2番でボギーが先に来たが、続く3番パー4では残り93ヤードから52度ウェッジでの2打目が直接カップに吸い込まれた。「ピンに当たった音は聞こえたけど結果は分からなくて、そしたらギャラリーさんが教えてくれた」というショットインイーグル。そこから「だいぶ楽になって流れが良くなってくれた」と、さらに3つのバーディを記録して折り返す。

だが午前7時55分のスタートから、後半に入って日が高くなると、グリーン上の“表情”が変わった。「全選手が言う『午前と午後は芝の伸びが違う』というのがこういうことなのかなと実感した」。芝が伸びてグリーンスピードがめっきり遅くなり、ショートする場面が増えた。

12番で“お先”パットを外してボギーとすると、激しい打ち下ろしの13番パー3ではバンカーのアゴで目玉になったアンラッキーもありダブルボギー。17番でもボギーを喫した。

稲見といえば、2020年から使用している三角ネックのトラスが代名詞になってきたが、2週前の中国戦からツノ型パターに変更。この日もツノ型を握った。ポアナ芝に手を焼いた初日だが、「実感できないで終わるより、実感できて終えられたのでそこは良かった。あしたに生かせるんじゃないかと思う」とコース上での感触を材料にしながら、感覚をすり合わせる作業を進めていくつもりだ。

首位と7打差のイーブンパーは44位につけている。カットラインに対しては2打の貯金がある。「あしたは午後スタートなので、きょうの後半みたいな感じがずっと続くのかなと思う。修正できる部分を修正して、いいゴルフにつなげられるように頑張りたい」。耐えて、耐えて、そして伸ばす。そんなプレーとともに、週末行きの切符をつかみたい。

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