松山英樹はグリーン上の感覚に変化 後半落とし「うーん…」

松山英樹はもどかしい1日となってしまった(撮影:GettyImages)

<AT&Tバイロン・ネルソン 3日目◇13日◇TPCクレイグランチ米テキサス州)◇7414ヤード・パー71>

4月上旬の「マスターズ」以来となっている松山英樹は追い上げたい3日目に停滞した。3バーディ・2ボギーで一つスコアは伸ばしたものの、トータル10アンダーは6位タイから26位タイに後退。「うーん…、わからない」と、違和感を覚える内容に首をかしげた。

出だしをボギーとしたが2番では4メートルを沈めバーディ。3番でも6メートルと、立て続けにいれ頃のパッティングを決めた。5番のパー5でも2オンに成功。イーグルこそ逃したが楽々バーディ。順調に進んだが、直後から雲行きが怪しくなる。ここから短いバーディパットがカップに嫌われると、イヤな流れで後半へと向かう。

「自信を持って打っている時はショットもパットも良かったけど、後半はまったくうまく打てなかったので、そういうところが結果に出ていると思う」

決まらないパッティングのストレスからかショットも散らばり始めた。後半は1ボギーのみでバーディはなし。上位との差も開き、悔しい1日となってしまう。

「なかなか思うようにいかない。それが何なのかしっかり考えてやりたい」と原因究明をしたいところだが、この日はホールアウト後は練習をせずに帰路についた。

気になる首にについては痛みを気にすることなくプレーをしているが、久しぶりの実戦では、体もプレーも手探り状態。次週の「全米プロゴルフ選手権」に向けて、いい形で最終日を終えたい。

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