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井上莉花にトップトレーサーの魅力を聞いた「練習場でラウンドと同じように打てるって最高です」

打った球の軌道や飛距離を計測して、モニターに表示される計測機器『トップトレーサー・レンジ』(撮影:ALBA)

3月28日にロッテ葛西ゴルフ(東京都)で行われたイベント『LOTTE KASAI SAKURA TEE Fes23』に美人プロゴルファー・井上莉花が登場。

各打席には打った球の軌道や飛距離を計測して、モニターに表示される計測機器『トップトレーサー・レンジ』が完備。練習時に軌道・飛距離等の数値が簡単に測れ、世界の名コースをバーチャルラウンドできたりする。今回のイベントでは、1打席3名~4名に分けられた参加者たちがニアピン対決やホールインワンチャレンジなどを楽しんだ。

ニアピン対決のゲストとして参加した井上にトップトレーサー・レンジを使うにあたってのポイントや、魅力について聞いた。
 
モニターに映るデータの中でよく見ておくべきポイントについて聞くと、「飛距離ですね。ラウンドでクラブ選択に迷わないためにも、ボールのキャリー距離とトータル距離をどちらも確認して覚えておくといいです。夏と冬で飛距離は変わるし、コースに行って距離感が合わなくて困らないためにも、練習時にこれぐらい落ちるんだなとか確認しておくといいと思います」と、教えてくれた。
 
ゴルフは残り距離に合わせて打っていくスポーツなので、距離に合わせたクラブ選択が重要である。屋外の練習場で自分の飛距離などをデータで確認できるのは、ラウンド時のスコアメイクに役立つ。
 
魅力的な特徴については、「ラウンドモードではドライバーからグリーンを乗せるところまで、ラウンドのときと同じ順番でクラブ選択して打てるのはとても実践的な練習になりますよね。友達とかと競い合いながら楽しめそうなのも、すごく魅力的。楽しみながらゴルフがうまくなれるなんて最高ですよね。ボールをただひたすら打つことも大事ですが、ニアピンなどで競い合ったりしたほうが強くなるし、上手くなると思います」とも話した。
 
井上自身も、幼いころは練習場のお客さんたちとジュースを賭けてアプローチ対決をしていたという。「周りがトップアマの人とかで、みんなお上手なんですよ。絶対負けたくないしジュース飲みたいから本気でやってました」と、楽しみながら上達した幼いころのエピソードも話してくれた。

一般的な屋外の練習場だと目視と感覚でしか確認ができない飛距離。それをこのトップトレーサーは実際の弾道から風や気温に応じてデータをしっかり算出してくれるため、ラウンドのスコアアップにつながる効率のいい練習となる。ゴルフは紳士のスポーツと言われ、練習打席では静かに行うのがマナー。だが、時代は少しずつ変化している。練習場で友人と楽しめる環境になれば、ゴルフ人口はさらに上がっていくであろう。

■井上莉花
1993年11月24日生まれ、茨城県出身。父親の影響で10歳からゴルフをはじめる。岩瀬日本大学高校を卒業。高校卒業後は宍戸ヒルズCCで研修生をしたのち、2014年のQTで単年登録しプロ転向を果たした。USGTFティーチング資格を取得しており、レッスンやゴルフメディアに出演しゴルフの魅力を伝えている。
 
YouTubeで「井上莉花Stance TV.」を開設。チャンネル登録者数は6万人超え。インスタグラムのフォロワー数は10万人超えと人気急上昇中。“茨城弁縛りラウンド”や“女子プロ、男子プロとの対決ラウンド”、さまざまなコラボ動画を配信して盛り上がっている。昨年からはJLPGAのティーチングプロフェッショナルA級の資格も取りはじめている。

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