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スコアアップの近道は練習場でのイメトレにあり? マシュー・フィッツパトリックの練習姿が公開

「ジェネシス・スコットランド・オープン」の会場で練習ラウンドを行うマシュー・フィッツパトリック(撮影:GettyImages)

「全英オープン」の前哨戦「ジェネシス・スコットランド・オープン」の開幕が迫るなか、欧州ツアー公式インスタグラムは、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)が練習する姿を公開した。

フィッツパトリックは、欧州ツアー8勝、米国男子ツアー2勝(うちメジャー1勝)を誇る実力者。その強さの秘訣は、実際のラウンドを想定した練習にあった。欧州ツアー公式インスタグラムで公開された動画には、1球ごとに弾道測定器のデータを見てメモを取り、キャディとクラブ選択について話し合うフィッツパトリックの姿が映し出されていた。

練習場であってもコースを想定して、ショットごとにデータを確認すれば、打ってはいけない方向や風向きによるクラブ選択などの見当をつけられる。フィッツパトリックは、練習ラウンドでももちろん確認しているが、こういった丁寧な練習もスコアメイクのために欠かさない。

アマチュアゴルファーにとっても、コースを想定して練習することは有効だ。練習場に行くと、ついついドライバーばかり振っているなんてことはないだろうか。同じクラブを振り続けるのは、再現性の高いスイングを身に付けるために役立つ。しかし、ラウンド時に同じクラブを繰り返し使ったり、同じ目標に向かって打ち続けたりすることはほとんどない。

今ではインターネットでコース名を検索すれば、コースレイアウトを確認できる。次に行くコースやお気に入りのコースを想定しながら、一球ごとに番手を変え、目標を変えて練習してはどうだろうか。「右はOBだから絶対にだめ」「200ヤード飛ばせればいいからウッドで打とうかな」「ミスショットだけどコースに残ったからセーフ」など、いつもと違った感覚で練習できるだろう。コースに出て自分の考えたマネジメントの答え合わせをすることが、楽しみになるかもしれない。

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