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パー3でエース寸前ショットも 渋野日向子はショット好調で6バーディ「残り3日もしっかり攻めて」

渋野日向子が5アンダーのプレーで初日を終えた(撮影:ALBA)

<BMW女子選手権 初日◇19日◇ソウォンバレーCC(韓国)◇6647ヤード・パー72>

先週の中国戦では初日に出遅れたが、韓国では初日からアンダーパーをマークした渋野日向子。6バーディ・1ボギーのラウンドで5アンダーはホールアウト時点でトップ10前後と、上々の滑り出しだ。

10番スタートから出だしはショットを曲げてボギー。ところがそこから流れを崩さずにパーを並べると、15番から3連続バーディ。16番パー3ではもう少しでホールインワンというスーパーショットも飛び出した。

ホールアウト後には大会を放送するWOWOWのインタビューに答え、「スタートでボギー発進だったけど、そこは何も思わず最後までプレーできましたし、チャンスについたところでいいバーディを獲れたのはすごく大きかった」と1日を振り返った。上位争いが見える位置で初日を終えたのは、先週の反省を生かしたといえそうだ。

中国戦では3日目、最終日に「68」をマークしたが、内容には不満が残った。そんな中でこの日はショット面ではかなりの進化を遂げている。それでも「ダフったりというミスがかなり多かったけど、それでもグリーンが大きいので乗ってくれて、パットでなんとか打てるというのが多かった。寄ったところでしっかり打ち切ってバーディを獲れたのはすごくよかった」と、まだまだ足りない部分もある。

後半は8番で10メートルを沈めバーディ。最終ホールではピンをかすめるショットを見せてバーディを奪い、笑顔も浮かんだ。昨年大会ではコースこそ違えど、最終日にホールインワンを達成。縁起がいい韓国での戦いでは、運気も調子も上昇する。

「1日目からいいスコアで回ることができたので、残り3日もしっかり攻めて頑張ります」と向かう2日目以降。さらに上位を目指し、進撃を続けていく。

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