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西村優菜は後半『31』に手応え 最終戦、米初Vへ「自信をもって挑めたら」

西村優菜は後半追い上げて「67」でフィニッシュ(撮影:GettyImages)

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇29日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>

首位と4打差で最終日をスタートさせた西村優菜は、5バーディ・1ボギーの「67」で回り、トータル11アンダー・12位タイで3日間大会を終えた。

大会を中継したWOWOWのインタビューに答えた西村は「前半はなかなか流れが作れなかったんですけど、やっぱり上にいきたいという気持ちはありました。後半からいいショットを少しずつ打つことができて、チャンスを決められた。後半はすごくいいラウンドだったと思います」と振り返る。

3番でバーディを先行させるも、4番でボギー。その後もパーを並べて、イーブンパーで折り返し。ショットの調子を取り戻した後半は4バーディのボギーなしで最終18番を迎えたが、アクシデントが起きた。「きょうはドライバーが飛んでいて(2オンを)狙える距離だったので、3番ウッドを握ったんですけど…」。

フェアウェイからの2打目を3番ウッドで打つと、ボールはグリーン右の崖下に行ってしまった。「ああいった大きなミスがまだ出てしまうので、そこはまだまだ修正かなと思います」。ただ、そこからグリーン手前に運んで1.5メートルに寄ると、1パットで沈めてパーセーブ。スコアロスを防いだ。

後半の『31』はシーズン最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」に向けて大きな自信になった。「少しでも上に、というのを思いながらラウンドしていた。きょうの後半は最終戦につながるハーフだった。自信をもって次に挑めたらいいかなと思います」。来週から始まるアジアシリーズへ前向きに挑んでいく。

「最終戦に向けても、優勝という目標に向けてもしっかり頑張りたいですし、アジアシリーズの4試合は予選落ちがないので、思い切ってプレーしたいと思います」と笑顔を見せた。最終戦を含めて今季は残り7試合。念願の米ツアー初優勝を狙って行く。

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