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マイナビネクストヒロイン第2戦は鈴木磨夜が単独首位発進 初出場から1年目の本気は「ポジティブに考えたらリキミが抜けた」おかげ

「PGMシリーズ withGolf CUP」初日、3アンダーで単独首位に立った鈴木磨夜(撮影:鈴木祥)

<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第2戦 PGMシリーズ withGolf CUP ◇11日◇初日◇セゴビアGC イン チヨダ(6418ヤード・パー72)>
 
将来ツアーで活躍することを目指す若手女子ゴルファーが経験を積むための場を提供するトーナメントとして、2019年に始まったマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー。23年は全15試合が予定されている。

同ツアーに初出場してから1年が経った鈴木磨夜が、この日4バーディ・1ボギーの3アンダーでトップに立った。
 
同ツアー初の単独首位に鈴木は、「最近ゴルフの調子が悪かったんですが、昨日のプロアマ戦でアイアンショットが安定してパターも入ってくれました。セカンドショットでピンを狙いにいけて、2~3メートルぐらいに寄せることができたときに確実に沈められたことがよかったです。あとはアプローチもよかったですし、バンカーからチップインできたこともよかったです」と、好スコアの理由を話した。
 
なぜ、急に調子がよくなったのか? と聞いてみると「自信もってゴルフをすることができていなかったのですが、ポジティブに考えるようにしていたらショットが曲がらなくなったんだなって感じました」と鈴木。
 
スコアが伸びない状況にずっとネガティブになっていたのだが、気持ちを切り替えたことでスイングの余計なリキミが抜けたのだという。
 
あす最終日に向けては「もちろん目標は優勝です」と答えたが、続けて「……ですが、あまり優勝とか勝つとか意気込むと変にリキんだり、焦りがでてしまいそうなので、きょうみたいに自分のゴルフを最後までできるように頑張ります」と慎重な構えを見せた。最後まで逃げ切って初優勝を遂げることはできるのか、鈴木のプレーに注目したい。(取材/文・高木彩音)

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