紡いだ絆と誓った目標 畑岡奈紗が地元でジュニアイベントに参加

ジュニアクリニックでデモンストレーションショットを見せる畑岡奈紗(撮影:ALBA)

ヒルトングランドバケーションズ(以下、HGV)は10月31日、茨城県のPGM石岡ゴルフクラブで「ヒルトングランドバケーションズプレゼンツ、畑岡奈紗選手ジュニアゴルフクリニック」を開催した。名前の通り、今週の2日(木)に開幕する「TOTOジャパンクラシック」を控えたHGVブランドアンバサダーの畑岡奈紗が駆けつけ、22名のジュニアゴルファーを指導した。

日曜日まで米国女子ツアーのマレーシア戦に参戦していた畑岡は月曜日に帰国すると、火曜日はTOTOの会場で練習ラウンドを行い、取材対応後、車で10分の石岡ゴルフクラブに移動。初心者、経験者と様々なジュニアゴルファーの前でデモンストレーションショットショットを披露し、さらにはパッティング、アプローチ、ショットに分かれた3グループを見て回り、アドバイスを送った。

「楽しいですね。4月にハワイで行った1回目に続き2回目ですけど、地元でできたのがうれしいです」と、キラキラとしたジュニアゴルファーの目を見ながら、話しかけ、時にはクラブを持ちながら声をかけるなど、精力的に指導をして回った。「楽しくゴルフをしてもらいたい。思いっきり振ることが楽しさにつながると思います」とまずはゴルフとの接し方を説いた。

茨城県出身の畑岡にとっては念願の地元でのイベント開催。ジュニアにとっても世界を代表する選手と触れあい、指導を受けることができるという最高の時間に、終始なごやかなムードが漂った。デモンストレーションではジュニアゴルファーからのリクエストを受け、ドライバー、アイアン、ユーティリティで豪打を放ち、高く舞い上がる打球に感嘆の声があがった。

自身も小さい頃、地元の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で宮里藍を見てプロへの憧れを抱いた。試合の合間の貴重な時間をジュニアのために割いた畑岡。「今後もこういう活動を広げられたらうれしいですね」と、3回目以降も楽しみに待つとした。

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