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前関テレ社長・大多亮氏がJGTO理事を辞任…「フジサンケイクラシック」は不透明のまま レーサム元会長逮捕の対応も報告

JGTO諸星裕会長(左)と倉本昌弘副会長(撮影:ALBA)

12日、都内で日本ゴルフツアー機構(JGTO)の定例理事会が行われた。同機構の諸星裕会長と倉本昌弘副会長より、報道陣に向けて理事会での議題内容および決定事項についての発表があった。

この中で、フジテレビを巡る一連の問題を受け、系列局である関西テレビの社長を退任した大多亮氏が、4月14日付でJGTO理事を辞任したと報告。倉本副会長は「一身上の都合で理事を辞任するということで、われわれとして受け入れました」と明かした。

また男子ツアーの「フジサンケイクラシック」(9月4~7日、山梨・富士桜CC)の開催については「正式には何もいただいておりません」(倉本)と話すに留め、JGTOとして状況を見守る姿勢を示した。なお4月に行われる予定だった国内女子ツアーの「フジサンケイレディス」は中止になっている。

このほか、麻薬取締法違反および覚醒剤取締法違反の疑いで本日、逮捕された不動産投資会社「レーサム」創業者で元会長の田中剛容疑者についても報告があった。

同氏が創業した同社は、昨年まで「For The Players By The Players」が行われていた『THE CLUB golf village』の親会社で、ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)と共同で大会を開催していた。しかし、この事態を受け、JGTOとしては同社との契約解除に向けて調査を進めているという。(文・齊藤啓介)

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