永野竜太郎、初の全米オープンの舞台は「ちょっと苦しい展開」
<全米オープン 初日◇15日◇ザ・ロサンゼルスCC ノースC(米カリフォルニア州)◇7421ヤード・パー70>
永野竜太郎が35歳にして「全米オープン」に初出場。初日は5バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの1オーバー「71」で、1オーバー・56位タイで終えている。
初出場とあって、スタートで緊張したかを問われると、「してない」と一言。続けて「全英のほうが緊張したかな。初メジャーだったし。緊張はしているけど、上がりまくっているわけでなく、いつもの日本ツアーみたいな。どっちかというと東建ホームメイトカップの初日のほうが緊張した。今年初の試合だったから」と、日本で行われた開幕戦のほうが緊張したと話す。
インコースからスタートした永野は前半3オーバー。「ちょっと苦しい展開で。ティーショットがなかなかフェアウェイにヒットできなくて、そうなるとグリーン周りまで持って行けないからボギーが続いてしまった」と、苦戦した理由を語った。
また、前半のショットの乱れについて「まあ、狙って打てる技術はないと思っているので、とりあえずフェアウエイの幅に向いて決めたことを、自分のできることをやる。ダメだったらダメで仕方ない。それに徹底していた」と振り返った。
後半は流れが変わり、出だし4ホールで3つバーディを奪いスコアを伸ばす。だが、途中アンラッキーなアンプレヤブルでダブルボギー。「ダブルボギーのあと短いバーディパットを外したり、7番のパー3は右のバンカーに入れて3mのパーパットを沈めたり。ちょっと苦しかったけど、後半はうまくスコアをまとめられてよかった」と初めての全米オープンで、苦しみながらも納得のいくゴルフができた様子だった。
「雰囲気、スケールなど、自分が小さいころから見ていた全米オープンに自分が実際に立てたことがすごくうれしかった」と憧れの舞台でプレーできた喜びについても語ってくれた永野は、日本時間の17日(土)午前4時15分に1番からスタートしていく。
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