川岸史果が6年ぶり2勝目 佐久間朱莉をプレーオフで下す

6年ぶりのツアー2勝目をつかんだ川岸史果(撮影:上山敬太)

<リシャール・ミル ヨネックスレディス in 朝霧 最終日◇4日◇朝霧ジャンボリーゴルフクラブ(静岡県)◇6687ヤード・パー72>

悪天候の影響で27ホールに短縮された国内女子ツアー。トータル9アンダー・首位に並んだ川岸史果と佐久間朱莉がプレーオフ(18番パー5)を行い、1ホール目でバーディを奪った川岸に軍配が上がった。

父はレギュラーツアー通算6勝で“怪物”と評された川岸良兼。父譲りの飛距離を武器に、ルーキーイヤーの2017年「マンシングウェアレディース東海クラシック」でツアー初優勝を挙げた。その後は長らく勝利から見放されたが、今大会で実に6年ぶりとなるタイトルをつかんだ。

敗れた20歳の佐久間はツアー初優勝がかかっていたが、目前で涙をのんだ。トータル8アンダー・3位タイに山下美夢有と大里桃子が入った。

リシャール・ミル所属の青木瀬令奈はトータル3アンダー・15位タイ。岩井ツインズは妹の千怜がトータル4アンダー・12位タイ、姉・明愛はトータル3アンダー・22位タイだった。

16番パー4にかけられたベストスコア賞500万円は、2日間ともにバーディを奪い、かつ最上位で終えた岩井千怜が獲得した。

【最終ラウンドの上位成績】
優勝:川岸史果(-9)※プレーオフ
2位:佐久間朱莉(-9)
3位:山下美夢有(-8)
3位:大里桃子(-8)
5位:安田祐香(-6)
5位:柏原明日架(-6)
5位:申ジエ(-6)
8位:安田彩乃(-5)
8位:桑木志帆(-5)ほか2人

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