J.J.スポーンが劇的バーディでメジャー初優勝 松山英樹は42位

メジャー初優勝を果たしたJ.J.スポーン(撮影:GettyImages)

<全米オープン 最終日◇15日◇オークモントCC(ペンシルベニア州)◇7372ヤード・パー70>

海外メジャーの最終ラウンドが終了した。首位と1打差で出た34歳、J.J.スポーン(米国)が4バーディ・6ボギーの「72」をマーク。トータル1アンダーで逆転し、3年ぶりのツアー2勝目をメジャー初タイトルで飾った。

スタートから3連続ボギー。5番からも2連続でスコアを落とし、前半は「40」で後退した。だが、悪天候による中断を経て復調。12番、14番でスコアを伸ばすと、17番でのバーディで単独首位に浮上した。

2位と1打差で迎えた最終18番パー4では、2打目を約20メートルにオン。2パットでも優勝が決まる場面で放った3打目は、ラインを完璧にたどってカップに吸い込まれた。大ギャラリーが熱狂する中、パットを放り投げて喜びを爆発させたスポーンは、キャディと抱き合って歓喜の涙を流した。

トータル1オーバー・2位にロバート・マッキンタイア(スコットランド)。トータル2オーバー・3位にビクトル・ホブラン(ノルウェー)が入った。

松山英樹は3バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル12オーバー・42位タイで4日間を終えた。

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)はトータル4オーバー・7位タイ。ローリー・マキロイ(北アイルランド)はトータル7オーバー・19位タイだった。

今大会の賞金総額は2150万ドル(約30億9900万円)。優勝したスポーンは430万ドル(約6億1980万円)のビッグマネーを獲得した。

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