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未勝利でも進出の西村優菜 優勝賞金3億円の最終戦にルーキー6人が参戦

西村優菜は終盤に追い上げを見せ米女子ツアー最終戦への出場を決めた(撮影:ALBA)

<CMEグループ・ツアー選手権 事前情報◇14日◇ティブロンGC(フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

米国女子ツアーの今季最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」が現地時間の16日(木)から4日間の日程で、フロリダ州のティブロンGCゴールドCで開催される。出場資格は先週大会を終えた時点のポイントランキング上位60人。日本勢では古江彩佳、笹生優花、畑岡奈紗、西村優菜が切符を手にした。

今季のルーキーメンバーからは、ランキング12位で22歳のユ・ヘラン(韓国)、同24位で20歳のローズ・チャン(米国)、同30位で22歳のグレース・キム(オーストラリア)、同42位で19歳のアレクサ・パノ(アメリカ)、同52位で19歳のシャネッティ・ワナセン(タイ)と、西村が参戦を決めた。

西村以外の選手はいずれもツアー“初V”を挙げている。未勝利の西村だが、終盤に調子を上げて「ウォルマートNWアーカンソー選手権」では3位タイ、「アセンダントLPGAベネフィッティング ボランティアーズ・オブ・アメリカ」で13位タイ、アジアシリーズの「ビュイックLPGA上海」では8位タイと優勝争いを演じた。日本開催の「TOTOジャパンクラシック」でも15位タイと最後の最後に追い上げを見せ、最終ステージへの出場を決めた。

ルーキーが6人入った一方で今大会のディフェンディングチャンピオンであるリディア・コ(ニュージーランド)はポイントランキング100位、18年大会覇者のレクシー・トンプソン(米国)は同79位のため出場権を得られなかった。

優勝賞金200万ドル(約3億円)のビッグイベント。日本勢の活躍に期待だ。

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