女子プロゴルファー植竹希望（25）がインスタグラムを更新した。30日に終了した「楽天スーパーレディース」では、自身の誕生日を29日に控える前日28日（大会2日目）に熱中症で倒れ搬送されるアクシデントに見舞われた。
雷雲接近のため競技が一時中断する中での出来事だったが、プレー再開後に無事に18ホールを完走、翌日からの決勝ラウンドにも参戦。やってみて、ダメなら棄権するつもりだったいう植竹は、最終的に4日間を回りきり通算3アンダー、52位タイで試合を終えていた。本大会では体調を崩し棄権した選手も多く、猛暑の中での試合は想像を超える過酷さだ。
投稿では「先日25歳になりました！沢山のお祝いとお言葉、プレゼントありがとうございます。今週は、殺人的な猛暑日が続き試合の最中に倒れるなどしましたが、何とか最後までやり切る事が出来ました。しんどい時にファンの方からの頑張れという声援はとても力になりますし目も覚めます。また、体調が悪いのを知って重たいのに氷を持って観戦しに来てくださる方もいらっしゃいました。友人に、病院や、食事にも連れて行ってもらったり、本当に周りに助けられすぎた1週間でした。人間関係に恵まれた1週間だったなと改めて思いました」とコメント。熱中症で倒れた際に助けてくれた方々や、苦しい際に応援してくれたファンへの感謝の気持ちを伝えている。
ファンからは「誕生日おめでとうございます初日観戦に行きましたが、ラウンド後の練習で非常に調子良さそうだったので、2日目の中断の際に倒れたと伺った際は大変驚きました そんな状況下で4日間の完走、本当にお疲れ様でした」「良く頑張ったね！お疲れ様でした。ちょっと休んで来週からまた頑張れ」「暑い中お疲れ様でした。しっかり身体を休めて、次の試合も頑張ってください」「点滴打ちながらの4日間、お疲れさまでした。アスリート魂を観ました」など、植竹の頑張りを称える声や、粘り強いプロ意識を感じた、といった声が目立った。
酷暑の中、アクシデントもありながら無事に4日間を完走しきった植竹。バースディーウィークにまさかのハプニングが起きてしまった彼女だが、投稿の最後には「また今後もご声援の程宜しくお願いします」と、すでに気持ちは前を向いている。8月4日から開催される、次戦は北の大地での戦い「北海道 meiji カップ」。体調を万全に戻した植竹の戦いに期待があつまる。
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