
「うれしい半面、悔しい」今年初イーグル奪取 渋野日向子は『66』で急浮上
「66」で大きく順位を上げた渋野日向子(撮影:福田文平)
<ホンダLPGAタイランド 3日目◇25日◇サイアムCC パタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>
渋野日向子が会心のラウンドを見せた。初日「70」、2日目「71」で回りトータル3アンダー・50位タイからスタートした3日目は、1イーグル・4バーディの「66」。トータル9アンダーまで伸ばし、ホールアウトした。
10番からスタートすると13番で初バーディ。15番でもひとつ伸ばし、後半へと向かった。折り返し直後の1番パー5では今季初のイーグルを奪取。一気にスコアを2つ縮めると、その後も6番、8番でバーディ。今季初となる60台、さらにボギーフリーのプレーでリーダーボードを駆け上がった。
「ショットはあまり良くなかったですけど、パッティングにきょうは助けられてこのスコアが出たので、うれしい半面、悔しいというのもあります」と振り返った1日。スイング改造にはまだ試行錯誤が続いていると話すが、2日目に苦戦したパッティングは機能。大きく順位を上げて最終日へと向かう。
ホールアウト時点で首位との差は8打と大きく縮まらなかったが、最終日のさらなる追い上げに期待が持てそうだ。「もう少し自分のショットやスイングがいいようにできるように、最後まで攻めのプレーも忘れずに頑張りたいと思います」。今季初戦を最高の形で締めくくりたい。
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