
13人で7億円超! 日本勢が米ツアー“賞金効率”NO.1に
<リビエラマヤオープン 最終日◇25日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
日本勢の快進撃が止まらない。今大会で岩井千怜が米ツアー初優勝を果たし、優勝賞金37万5000ドル(約5340万円)を獲得した。
これで今季の日本勢優勝者は竹田麗央、西郷真央に続いて3人目。賞金ランキングトップ25に6人がつけており、日本勢は明確な一大勢力としてツアーに台頭している。
中でも、海外メジャー「シェブロン選手権」を制した西郷の存在は際立っている。同大会の優勝賞金は120万ドル(約1億7000万円)で、現在の賞金ランキングは1位(142万2258ドル=約2億300万円)。世界の実力者たちをおさえて、トップに君臨している。
竹田はランキング6位(74万6096ドル)、岩井は33人抜きの21位(52万5523ドル)にジャンプアップ。古江彩佳(18位)、山下美夢有(24位)、岩井明愛(25位)もトップ25に名を連ねている。
国別の賞金総額では、出場人数が最も多い米国が706万5597ドル(約10億円)で1位。韓国が582万6936ドル(約8億3200万円)で2位、日本は507万2467ドル(約7億2400万円)で3位につけている。
一方、平均獲得賞金では様相が異なる。出場41人の米国が平均額で10位、22人の韓国も4位に後退する中、13人の日本勢は平均39万190ドル(約5570万円)で1位。西郷の活躍が大きいとはいえ、その“少数精鋭”ぶりが光っている。
今週の29日(木)には、賞金総額1200万ドル(約17億円)を誇る「全米女子オープン」が開幕。このビッグトーナメントでも、“なでしこ旋風”が吹き荒れるか。
【国別獲得賞金ランキング トップ5】
1位:米国(706万5597ドル)
2位:韓国(582万6936ドル)
3位:日本(507万2467ドル)
4位:タイ(298万8366ドル)
5位:オーストラリア(202万6881ドル)
【国別平均獲得賞金ランキング トップ5】
1位:日本(13人/39万190ドル)
2位:ニュージーランド(2人/30万1304ドル)
3位:タイ(10人/29万8837ドル)
4位:韓国(22人/26万4861ドル)
5位:ベルギー(1人/20万7387ドル)
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