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石井忍がスポーツウェア新ブランド『CROWNAFAIR』のポップアップに登場 ゴルフファッション界の“進化”について感じたこと

スポーツウェア新ブランド『CROWNAFAIR』(画像提供:CROWNAFAIR)

スポーツウェア新ブランド『CROWNAFAIR』のデビューを記念して、8月26日(土)にCLUBHAUS大阪店にてポップアップが開催された。同ブランドは複数のブランドのディレクションを手掛けたアーカイブ&スタイルの代表・坂田真彦氏がデザイナーをつとめている。

イベントで開かれたトークショーに石井忍とCLUBHAUSのオーナー・松本抵三氏が登場。
今のゴルフシーンを取り巻くムーブメントやカルチャーについて語った。石井にトークショーで感じたゴルフファッション界の“進化”について感じた思い聞く。

石井は「最近流行っているウェアのシェイプは35年前のものと似ている。袖口が広く、シルエットもワイド。それでいて生地は進化している。当時のウェアが実家にあって、今見るとけっこう格好いいなと。時代は回ると感じた」と話した。
 
坂田氏がデザインをつとめる『CROWNAFAIR』については「坂田さんの息吹と工場のプライドの融合。質感がよく、品のあるディティールにかなりこだわっている。坂田さんがゴルフをしないという事が、いい意味でピュアに反映されている」と、坂田氏が細かいところまで気にかけて“ものづくり”をしていることに感銘を受けていた。

石井は最後に「最初にも触れましたが、やはり流行は繰り返すのだなと感じました」と、あらためて感じる。
 
「タックイン(トップスなどをパンツやスカートなどウエスト部分に入れ込むこと)がほとんどのコースでのドレスコードだったのが、酷暑の影響で緩んできている。いっぽうで、ややハイウェストのパンツにインするのもカッコよく、そのように着用しているひとも。多様化してますね」
 
ゴルフファッションの未来について「派手で、コースでしか着られそうもない“ゴルフコスプレ”っぽいのもいいし、ストリートカジュアル系もいい。時間、場所、場面に合わせて自分自身がチョイスしてゴルフファッションを楽しむ時代」になると予覚していた。これからどのような追求から、ゴルフファッション界の発展が生まれるのか。楽しみで仕方ない。
 
■石井忍
いしい・しのぶ 1974年生まれ。千葉県出身。98年にプロ転向し、かつてはツアープレーヤーとしてレギュラーツアーに参戦。現在は『エースゴルフクラブ』を主宰し、プロゴルファーやアマチュアの指導を行うほか、解説者としても人気を博す。

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