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【2023年ゴルフルール改正】ボールを取り替えてプレーした罰が2打から1打に軽減 

3.別のボールに取り替えることが認められる3つのケース

プレーヤーは、以下の3つの場合にボールを取り替えることが認められる。

  • ・救済を受けるとき
  • ・直前のストローク場所から再度プレーするとき
  • ・ボールが損傷しているとき

救済を受けるとき

ルールに基づいて救済を受ける場合、プレーヤーは元のボール、別のボールどちらかを使用できると「規則14.3a 元の球か別の球を使うことができる」で定めている。球が救済エリアに止まらない、パッティンググリーンで救済を受けるなど、ルールに基づいてドロップ・リプレースするときはすべて取り換えが認められている。

直前のストローク場所から再度プレーするとき

「規則14.6 直前のストロークを行った場所から次のストロークを行うこと」において、直前のストロークと同じ場所から再度プレーする場合、プレーヤーは元のボール、別のボールどちらかを使用できることを認めている。

ただし、グリーン上のボールをマークして拾い上げた後に、別のボールに取り換えることはできない。ここで取り換えると1打の罰となる。

ボールが損傷しているとき

「規則4.2c(2)別の球に取り替えることができる場合」では、ボールが切れていたり、ひびが入っていたりしており、現在のホールで損傷したことが明確な場合に別のボールに取り替えられると定められている。ただし、カート道や樹木などによってできたひっかき傷やバンカーショットによる擦り傷などは対象外となる。

損傷していると勘違いしてボールを交換してストロークした場合、1打の罰が適用される。

4.まとめ

原則ティショットからカップインまでボールを取り替えてはいけない。故意であろうとなかろうと、ルールに定められていない方法で別のボールに取り替えた場合、1打の罰を受けることになる。

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