「悔しい結果」渋野日向子はチャンス生かせず「71」で伸び悩み

渋野日向子、第2ラウンドを終えて何を語った?(撮影:福田文平)

<ホンダLPGAタイランド 2日目◇24日◇サイアムCC パタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>

今季の初戦を「70」で滑り出した渋野日向子は、第2ラウンドを3バーディ・2ボギーの「71」とし、トータル3アンダーでフィニッシュした。ホールアウト時点で首位とは7打差。追い上げはかなわなかった。ホールアウト後は大会を放送するWOWOWのインタビューで1日を振り返った。

10番ティから第1組でスタート。パー5でバーディを獲りたいという思惑通りとは行かず、パー発進。続く11番ではミスが重なりボギー先行。それでも16番をバーディとし、イーブンで折り返した。

後半に入ると1番パー5でもバーディ。その後もチャンスにはつけたが、パットが沈ますにパー行進。ようやくスコアが動いたのは7番パー5だった。3打目をピン奥7メートルに乗せると、下りのバーディパットを流し込んで笑みを浮かべた。

それでも気持ちよく入ったのはこのひとつのみ。「ショットは昨日よりいいかなという内容だったので、そこに関してはプラスに考えてはいるけど、やっぱりパッティングでもったいないのが多かったので悔しい結果」。最終9番でも右奥上段のピンに対して左手前下段から3パット。後味の悪いボギーフィニッシュとなった。

「この2日間悔しい内容だったので、スイングのやるべきことはしっかりやって、いいスコアを出せるように頑張ります」。上位陣からは離されているが、昨年大会は4日間60台を並べた好相性の大会。スイング改造、クラブ変更の“新生”状態で、ビッグスコアを目指す。

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