
キャロウェイから、新作ウェッジのアナウンス。「OPUSウェッジにさらに進化を遂げたモデルがラインアップに加わります。開発者が高い数値を追い求める項目であるSpin Per degreeを名前に取り入れた『OPUS SP』ウェッジです。フェース面には狭いピッチで新たな17Vグルーブを導入し、内部にはこれまでにない空洞を設置。さらに最適化された溝と重心位置により、大きなスピンとコントロールしやすい低めの弾道を実現しました」と、同社。
キャロウェイと言えば、従来のウェッジも優れたスピン性能で他社を凌駕する部分があったが、今回は同社初の中空構造の採用。ここからさらに次のレベルのウェッジへと転換点を迎えることになる。
新しい17Vグルーブに関して「ラフや濡れた芝生でもスピン量が格段に向上し、打ち出し角も安定性を実感できる」と同社は説明し、難しいコンディションでも意図した通りにボールを止めたり、ピンを正確に狙う攻めのプレーが可能になるなど、上達を目指すゴルファーに大きなメリットとなる。
中空の『SPIN POCKET』で「余剰重量をトップブレードやホーゼル側に最適配分することで、キャロウェイ史上かつてないほど重心を高く設定した」結果、強いギア効果と高いスピン性能を実現。打ち出しが低くスピン量が増すため、風に影響しづらくよりピンをより直線的に狙い打てるようになる。
さらに、従来のマイクロフィーチャー加工に代わる新技術『ディープフェーサーレーザー』を初採用。溝の間に施された網目状のレーザー凹凸で摩擦が一段と増し「フェースを開いたショットでも高いスピン性能を維持できるのが特長」と強調する。タフな状況のスコアを左右する場面でも、よりアグレッシブに技を使っていける。
デザイン面ではツアープロからも評価が高い【シェイプ6】の輪郭を『OPUS』から引き継ぎ、アドレス時の安心感や各ロフト別での見え方の自然さにもこだわった。「ストレートな『JAWS RAW』と丸みの強い『JAWS FORGED』の中間のリーディングエッジ形状で、非常に滑らかな曲面になっています」。
外観も新鮮で、CALLAWAYの文字を直線的にレイアウトしたブロックロゴを配置し「従来の曲線的ロゴから大きく転換し、シェブロンマークはバンス部に独立配置した」。仕上げもクロムとブラックの2色展開、ロフトは48~60度まで2度刻みの7種類、グラインドもX/T/C/S/Wの5種類を用意。フェース素材はS25C鍛造で、ボディはS20Cの鋳造製法。税込価格は1本30,800円。
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