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ミスショット原因はコースのせい!? ティーイングエリアのちょっとした罠、気が付いていますか?

いい球だと思ったのにOB……それはコースの罠に引っかかっているかもしれません!

練習場ではいいショットが打てるのに、コースに出ると安定しない……そんな悩みを抱えるゴルファーは多いはず。ただ、そのミスはコースのちょっとした罠に気が付けていないからかもしれない。今回は、ツアープロの市原建彦、プロキャディ市原大輔の“市原兄弟”に罠を回避する方法を聞いた。

◇ ◇ ◇

大輔:アマチュアの方は、ティーイングエリアがコースに対して真っすぐ向いていないことに気が付かずに打って、OBしてしまう人が多いよね。

建彦:左に向いているのは気が付きやすいけど、右を向いているのは意外と気が付けない人が多いね。ティーイングエリアが右を向いていることに気が付ければ、攻略法は簡単。ティマークのギリギリまで右に立って、左方向にクロスに狙いましょう。

大輔:極端にやることが大切だよね。少し右に立つだけじゃ意味がない。思い切り左を向くことでフェアウェイが広く見えてミスを減らせるね。ターゲットを狙うときは、持ち球に関わらず、真っすぐ打ってセーフになる所を狙うのがおすすめです。

建彦:ちなみに、ティーイングエリアが左を向いていたら右を向いて打ちましょう。視界が変わるだけでミスがうんと減りますよ。

大輔:ティーイングエリアだと、ちょっと左足上がりになっているところもあるよね。

建彦:意外と多いね。ドライバーはアッパー軌道で打つから、左足上がりだと右肩が下がってダフリやトップのミスにつながりやすい。

大輔:プロはティを低くして、ライナー系のボールで攻めるよね。

建彦:そうそう。ボールがドライバーのクラウンから出ない高さくらいにするかな。それと、ミート率を上げたいからグリップも短く持つ。短く持った分、スタンスは狭くして、スイング自体も3番ウッドみたいにちょっとダウンブローで打っているよ。

大輔:左足上がりだと、ダウンブローでも意外と球は高くなるよね。

建彦:皆さんもコースの罠に気が付いたら、ぜひ実践してみてくださいね!

■市原建彦
いちはら・たつひこ/1978年生まれ、神奈川県出身。名門・水城高校時代に世界ジュニアで優勝。プロに転向してからは2006年に弟・大輔をキャディにして日本ツアー初優勝。神崎カントリー倶楽部所属。
 
■市原大輔
いちはら・だいすけ/1980年生まれ、神奈川県出身。日本ジュニアで10位、世界ジュニアで6位になるなど、競技で活躍。現在は女子ツアーでキャディをしており、臼井麗華の初優勝にも貢献した。
 
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