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“逆転シード死守”目指す堀琴音は中止に「残念」 勝負の最終日へ向け「ゆっくり過ごせれば」

堀琴音は好天のなかでの“逆転シード死守”を目指す(撮影:上山敬太)

<大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

メルセデス・ランキング(以下MR)55位から逆転でシード死守を目指す堀琴音。トータル7アンダー・6位タイで迎えた第3ラウンドが悪天候のため中止になり「残念。やりたかったですね」と悔しそうな表情を浮かべた。

この日のエリエールゴルフクラブ松山は、早朝から雷雲が接近し、2度スタートが遅れることが発表された。さらに午前9時10分には中止のアナウンスが流れ、クラブハウスで待機していた選手たちはそれぞれの宿泊先に戻っていった。堀も「雷雲も来ているし厳しいとは思っていた。雪も降って寒い」と、厳しい状況を考慮しながら準備を進めていた。

まだ日も上がらない午前6時ころにコースに着き、7時30分にはランニングで体を温めたが、ティグラウンドに立つことはできず。「悪天候だとみんなもそうだけど、私も厳しい。いい天気でやりたい」と好天が予想される明日に視線を向けた。

堀が逆転シード入りを成し遂げるには、最低でも現在MR50位の濱田茉優(予選落ち、446.01pt)との差56.6ptをひっくり返すことが必要。そのうえで他の選手の結果次第となる。最低条件は単独11位以上だが、最終日を前にそのラインはクリアしている。「ケアをして、練習してゆっくり過ごせれば。寒いのでお鍋でも食べたいですね」。“勝負の一日”を静かに待つ。(文・間宮輝憲)

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