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「もう少し内容のいいゴルフを」渋野日向子は池にブッシュも…バーディ締め ガマンの1日で「72」

8番でピンチを迎えた渋野日向子(撮影:ALBA)

<HSBC女子世界選手権 3日目◇48日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6774ヤード・パー72>

追い上げを目指した大会3日目は消化不良の1日となった。渋野日向子は2バーディ・2ボギーの「72」で回り、トータル3アンダーでムービングデーを終えた。ホールアウト時点で首位とは8打差。順位も上げることができなかった。

10番からのスタートで16番までパーを並べる展開となり、最初にスコアが動いたのは17番パー3。左のピンに対してティショットをその左サイドに打つと手前4メートルにつけた。これを沈め、1アンダーで折り返した。

しかし、その後もパーを重ね迎えた5番パー5。前日にはティショットを池に入れながらもパーとしたホールで、今度は3打目をグリーン左の池に落とした。元の場所からドロップして放った5打目はピンまで5メートルにオン。このピンチもしぶとく沈めてなんとかボギーでしのいだ。

「今日もショットがボロボロで、チャンスが少なかったけど、そのなかでパー5で2つ落としてしまって、すごくそこが悔いが残ります」と話すとおり、後半は苦しんだ。

6番のティショットを放ち、2打目の前に荒天のため中断。約2時間10分後に再開するとこのホールはパーとした。ところが前日イーグルを奪った8番パー5では2打目を大きく右に曲げカート道のさらに右のブッシュへ。ここでアンプレヤブルを宣言して1ペナルティを払ってドロップし4オン。パーパットは決まらず、ここもボギーを叩いた。

最終9番では1メートルにつけるスーパーショットを見せ、バーディでバウンスバック。要所で絶妙なアプローチも見せるなど、ショット面をカバーしたが、厳しい1日となり、「やっぱり伸ばしたかった1日だったのですごく悔しいなと思います。もう少し内容のいいゴルフができるように」と最終日を見据える。

スイングも新たに、使用クラブにも変化を加えて臨んだアジアシリーズ2連戦。いよいよ最後の18ホールへと向かう。

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