
ベルトループにスティックを通してアイアンショットをするシンプルなドリル(撮影:鈴木祥)
生源寺龍憲がツアーでいつも行うドリルがあるという。それは、ベルトループにスティックを通してヘッドが当たらないように振るというもの。果たして、その効果とは?
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僕がいつもツアーの練習場でやっているドリルがあるので紹介しましょう。これをやり続けていることで、今季2勝できたと思っているほど効果を信じているドリルなので、皆さんにもぜひ試してほしいですね。
それは、ベルトループにスティックを通してアイアンショットをするシンプルなドリルです。ダウンスイングで腰が前に出たり、右足が前に出たりすると、カット打ちになりヘッドが棒に当たります。それに対し、腰を前に出さずに振ると手元が真下に下りるため、ヘッドが棒に当たらずに打てます。これをやることで、僕が憧れとするリー・トレビノ(米国)のような右ヒジを体に付けたインパクトが体感できます。
また、右手でクラブを持っての素振りも効果的。ダウンスイング以降、上体を積極的に回転させていくと、右ヒジが体に付いたインパクトが身に付きます。打つ前の素振りにもオススメですよ。
■生源寺龍憲
しょうげんじ・たつのり/ 1998年生まれ、山口県出身。身長162cmながら平均飛距離295ヤードを誇る。現在賞金ランク1位。「理想のスイングはトレビノ」と語る“トレビノマニア”
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トレビノのアイアンスイングをを調査。関連記事『生源寺龍憲が参考にするのは約50年前のスイング!? 「正確なアイアンショットを生むヒントがたくさん隠されています」』で詳細をチェックできる。
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