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ALBA Net記者が『LOTTE KASAI SAKURA TEE Fes23』に潜入! 練習場が「みんなで遊べる場所」になるかも⁉

トップトレーサーを活用した各アトラクションも盛り上がる

そしてイベント内で開催された、トップトレーサーを活用した各アトラクションも魅力的。

YouTubeで活躍する井上莉花、マイナビネクストヒロインゴルフツアーに参戦している今井鮎美とのニアピン対決。USTMamiyaや日本シャフトなどのシャフトメーカーが共同開催した、マイシャフトと各メーカーのおすすめシャフトの打ち比べ。

トップトレーサーを使えばデータとして可視化でき、ニアピン対決も打ち比べも白黒はっきりする。一般的な練習場であれば目視と感覚でしか判断できないものを、ゴルファーにとって納得のいく形で提供しており、誤魔化さない姿勢が素晴らしいと感じた。

ニアピン対決の様子やトップトレーサーの効果的な使い方については「井上莉花にトップトレーサーの魅力を聞いた『練習場でラウンドと同じように打てるって最高です』」でも紹介している。

アトラクションの中で最も印象的だったのは、1時間に1回開催されていた300打席同時のホールインワンチャレンジ。制限時間は5分間。トップトレーサーのニアピン機能を活用し、米国男子ツアーで有名なペブルビーチの名物、7番パー3に練習場にいる全員が挑戦するというものだ。

会場全体にアナウンスがかかり、一斉にチャレンジスタート。各打席から一喜一憂する声が聞こえてくるのは新鮮だった。筆者が思い出したのは、学生時代に友人たちと行ったラウンドワンでのボウリング。結果の良し悪しにかかわらず盛り上がれる体験は、やはり面白いものだ。

まとめ

初心者やこれから始めてみたいと思っている人にとって、従来の練習場は少しハードルが高い。本イベントのようなブースやアトラクションを実施する施設が増えれば、「黙々と練習する場所」から「みんなで遊べる場所」と変わっていくかもしれない。ゴルフを幅広い人に楽しんでもらうための取り組みとして、今後の動向に期待したい。

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