パー5で2オン3パットパーからスタート… 松山英樹はグリーン上で苦戦
<ジェネシス招待 初日◇16日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
春の西海岸シリーズ最終戦を迎えた米国男子ツアーは初日から日没順延となったが、暗くなりかけた18番をホールアウトした松山英樹の表情も、また暗かった。3バーディ・3ボギーのイーブンパー・暫定56位タイの結果に、唇をかんだ。
出だしの1番はツアーでも短いパー5。ティショットを右ラフに打ち込んだが、ピンまで200ヤードの2打目をグリーンまで運んだ。とはいえピンまでは17メートル。ここでイーグルパットを4メートルオーバーさせるとバーディパットも決めきれず。2オン3パットのパーに肩を落とした。
それでも3番では1メートルにつけバーディ先行。グリーンの真ん中にバンカーがある名物パー3でボギーを喫するも、8番で取り返し1アンダーで折り返す。
10番は302ヤードのパー4で右奥のピンに対して左手前に1オンさせると、約20メートルの2打目をウェッジで放ち30センチにピタリ。ここでしっかりとバーディを奪い追い上げムードを漂わせたが、続く11番パー5ではミスを重ねまさかのボギーに。15番でも2メートルを外してボギーとし、その後も流れを作れずにきびしいラウンドを終えた。
西海岸特有の目のきついグリーン上での苦戦が目立った一日。終盤にはショットでチャンスメイクをするもバーディパットが決まらない。この日は32パットでパッティングのスコアへの貢献度は全体124位と低迷した。
昨年痛めた首を気にしながらのプレーが続く中でも、持ち味のショット力は健在。苦労したパッティングが復調すれば、残り54ホールあるだけに上位進出も見えてきそうだ。
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