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松山英樹「マスターズ」に向けて調子は上々か バレロ・テキサス・オープン最終日のプレー集

バレロ・テキサス・オープン最終日の松山英樹(撮影:GettyImages)

「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」を首痛で棄権した松山英樹だが、「バレロ・テキサス・オープン」では4日間完走してみせた。2年ぶり2度目の優勝に向けて少しずつ調子を上げているように見える。

米国男子ツアーの日本版公式インスタグラムで公開されたのは、「バレロ・テキサス・オープン」最終日の松山のプレー集。アプローチや直ドラなど5つのシーンがまとめられている。

圧巻は2つ目の動画。13番の226ヤード・パー3で魅せたロブショットだ。ティショットをグリーンから距離のある右ラフに外してしまった松山。距離を出す必要がある上に、グリーンエッジからピンまでの距離があまりなく、落としどころを間違えれば奥まで転がってしまいそうなシチュエーションだ。

松山の放ったボールは高々と上がってカラーにファーストバウンド。そこから転がってピンそば10センチで止まった。オーガスタの高速グリーンであっても止まってくれそうなこのショットは流石としかいいようがない。

松山はこの日、5バーディ・1ボギー・1トリプルボギーの「71」。トータル7アンダーの15位タイの好位置で、マスターズ前哨戦を終えた。ショット自体の調子は上がってきているように見えるが、問題は首痛だ。痛みに耐えつつ、松山らしいキレのあるショットを重ね、優勝争いを演じてほしい。

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