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セルヒオ・ガルシアは盟友マキロイとの友情終了に「とても悲しい、子供じみている」 

ガルシアが盟友に向けての気持ちを吐露した(撮影:Getty Images)

<LIVゴルフatマヤコバ 初日◇24日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7003ヤード・パー71>

「LIVゴルフ」の第2シーズンが開幕した。PGAツアーとの対立はまだまだ続くが、選手同士の対立も収まる様子はなさそうだ。

開幕前日に英国テレグラフ紙のインタビューを受けたセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、盟友だったはずのローリー・マキロイ(北アイルランド)との友情関係が終わってしまったことに「とても悲しい」と胸中を明かした。サウジアラビアのオイルマネーをバックに巨額の報酬を提供するLIVゴルフへ移籍した選手に対して、決断を責めるのは「子供じみている」ともコメントした。

「ローリーと僕はものすごくたくさんの時間をともに過ごしていた。たくさんの経験をしてきたのに、僕が違うツアーへ行くというだけですべてを捨ててしまうなんて、とても大人のすることには見えない。子供じみている」とガルシア。その上で「ローリーには彼の人生があり、僕には自分の選択がある。彼の選択を尊重するが、彼は僕の選択を尊重していない。一方通行だ」とした。

マキロイとガルシアはライダーカップの欧州チームメートとしてともに戦うなど親しい友人関係。2017年に行われたガルシアの結婚式では、マキロイが花婿介添人も務めている。しかしながら、彼らの関係は昨年夏に大きく変化。「全米オープン」第2ラウンド後にガルシアがマキロイにテキストメッセージを送り、「LIVゴルフについてべらべらとしゃべるななど言われた」とマキロイが明かしていた。マキロイもまた言い返すテキストメッセージを送り返し、二人の関係はそこで終了した。

ガルシアはマキロイに対して「話し合う気持ちがある」と歩み寄りをみせているが、「彼にはその気持ちはない。ローリーが問題だ」と関係性の修復にはつながっていない。

開幕戦の初日は2バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「72」で回り1オーバーの23位タイにつけている。(文・武川玲子=米国在住)

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