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海外メジャー連勝逃すも最後にアンダーパー 古江彩佳、次戦は国内メジャーに凱旋出場

寒かった… 古江彩佳が聖地での4日間を振り返った(撮影:福田文平)

<AIG女子オープン 最終日◇25日◇セント・アンドリュース・オールドC(スコットランド)◇6784ヤード・パー72>

「次のチャンスがあればまたトライしたい」。はじめての聖地でのプレーを終えた古江彩佳が4日間のプレーを終えて、そうつぶやいた。最終日は4バーディ・3ボギーの「71」で回り、トータル4オーバー・37位タイ。海外メジャー連勝とはならなかったものの、リンクスでの一戦は収穫が多かった。

初日から強風が吹き荒れ、スコアが伸びないなか、予選ラウンドは通過したもの、下位に甘んじた。前週の「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」で3位に入り乗り込んだ大舞台。同じリンクスでも、風の質がまったく違った。

「風の強さが尋常じゃないと感じた。経験以上の風だったり、狙い目が定まらないようなロケーションが多かった」と初日は3オーバー。いきなり洗礼を浴びたが、粘り強く4日間耐えきった。「来年やこれからに向けてもいい経験につながった。ほかのコースでも経験を生かせたら」と、今回の経験をムダにすることはない。

「アムンディ・エビアン選手権」を制し、メジャーチャンピオンの仲間入りを果たして乗り込んだメジャー最終戦。「もうちょっと頑張りたかったというのはあるけれど、コースの感じも違うので、そんなにプレッシャーもなかった」という。決して納得の結果ではないが、次戦以降は、米ツアーでの今季2勝目を狙っていく。

とその前に、次戦は日本での参戦を控える。次週のメジャー「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」、そしてプロ初優勝を飾っている「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」の連戦。「久しぶりの日本のツアーなのでいいところがみせられるように、4日間戦えるように、上位を目指して頑張っていけたら」と意気込む。

海外メジャー覇者として臨む日本メジャー。今週1週間のオフで激戦の疲れを癒やし、国内メジャー獲りに挑む。

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