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川崎春花は“不変の14本”で今季3勝目 「高校の時からそのまんまです」【勝者のギア】

川崎春花の変わらない14本とは?(写真:佐々木啓、ALBA)

<CAT Ladies 最終日◇18日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6652ヤード・パー72>
 
単独トップでスタートした川崎春花が、最終日に4バーディ・2ボギーの「70」をマーク。2位に3打差をつけトータル13アンダーで今季3勝目、通算5勝目を果たした。初日から首位を守り切る完全Vは自身初めて。そこで使用したギアは前回優勝した「大東建託・いい部屋ネットレディス」と変更はなかった。今週一番活躍したギアについてまずこう話す。

「パターです。オーバーした時も返しのパットが入ってくれましたし、あとドライバーはずっと信頼して使っているし良かったです。(調子がいい理由は)ただ、しっかり振り切ることと、風を意識することによっていいのかなと思います」
 
また、54ホール中パーオン43回と、全体8位だったアイアンの距離感については「全然私もできてないなと思いますが、自分的にはコントロールする時は右にミスをすることが多いので、コントロールしながらも左に振り抜くことは意識しています。(強弱は)まずは短く持って、振るスピードをゆっくりするようにしています」と明かす。
 
毎回、優勝で必ず問われる「クラブ契約フリー」の立場についても改めてこう話す。

「いろんなクラブが入ってるんですけど、高校の時から一緒でそのまんまの感じで使ってます。(ボールはBS契約だが)高校の時に初めて使ったんですけど、成績が良かったのでそこから使わせてもらってます。アプローチとかでは特に思ったようなスピンが入りますし、パターでもいい転がりをするので信頼しています」

すっかり手に馴染んだ変わらぬ14本を駆使しながら、川崎は進化を続けていっている。
 
【川崎春花の優勝ギア】
1W:テーラーメイドSIMグローレ(10.5°イミドアンドサンズPROTO)
3W:テーラーメイドSIMグローレ(15°アッタスMB-FW S)
7W:テーラーメイドSIMグローレ(21°イミドアンドサンズPROTO)
5,6U:スリクソンZX MK II(25,28°スピーダーTRハイブリット75S)
6I~PW:ミズノMizunoPro719(レクシアIL7・LT)
48,52,58°:キャロウェイJAWS RAW(48°レクシアIL7・LT/52&58°N.S.PRO 850GH neo)
PT:オデッセイAi-ONE MILLED SIX T CH
BALL:ブリヂストンTOUR B X

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