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3連続バーディで巻き返すも“2ダボ”が響いて『75』 33位に後退した石川遼「これにめげずにコツコツやりたい」

2日目を3オーバーの「75」で回り、33位タイと順位を落とした石川遼(撮影:ALBA)

<~全英への道~ミズノオープン 2日目◇26日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>

初日、危なげない内容で「67」をマークし2位タイ発進の石川遼。第2ラウンドは悪い流れに耐え切れず4バーディ・3ボギー・2ダブルボギーの「75」とスコアを落とし、トータル2アンダー、33位タイに後退した。

スタートの10番パー4のティショットを左ラフに入れると、2打目はグリーン奥のエッジまで運ぶ。3打目はパターを手にしたが、2メートルほどショートし、さらにそれを外してボギー発進。続く11番パー5で3打目を50センチにつけてバーディを取り返しバウンスバック。しかし流れをつかみきれず14番でボギーとすると、15番パー4では、フェアウェイからの2打目をシャンクして池に入れるなどダブルボギーを喫した。

ズルズルと後退しそうな雰囲気のなか、3打目を1メートルに寄せてバーディとした18番パー5をきっかけに、3連続バーディで振り出しに戻す。後半のバーディが欲しい6番パー5では、1メートル強のバーディパットを外すと、「流れが悪くなってしまい、もちこたえられなかった」と石川。7番パー4でもミスが続いきダブルボギー、さらに上りの9番でもボギーとした。

「パッティングが思ったところに打てないのが2、3回あり、流れをつかむのが難しかった」と唇をかむ。「全体的にはそんなに悪くないのですが、すごい悪い流れからはじまって1回戻したところでけっこう気力を使っていたんだなと思う。これにめげずにいい内容を目指して、またコツコツとやっていきたい」。

首位との差は12打と広がってしまったが、「まだ2日間あるので、今週出来る限りのことをしっかりやりたい」と、週末は仕切り直して臨む。(文・小高拓)

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