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これはカッコイイ!米国スコッティ・キャメロン、新しいマレット『PHANTOM』シリーズを発表

米国スコッティ・キャメロン『PHANTOM』シリーズの基本4形状

米国スコッティ・キャメロンが、2024年の新作『PHANTOM(ファントム)』シリーズを発表した。従来作には『ファントムX』と名に“X”がついたが、これは実験を意味する“experiment”の略だったが、今回は完成の域を迎えた新マレットシリーズで「ソニーオープン」でPGAツアーに本格供給されていた。
 
「サウンドと感触が改善されたアライメントを注入したヘッド形状を通じて、現代のゲームの要求を満たすために完全に再設計された 10 個の新モデルです。複数のネックとシャフトを備えた4つのユニークな形状を提供する新しい『ファントム』ファミリーは、世界中のプロツアーにわたる『ファイントム』を使用する選手からのフィードバックと、スコッティのマルチマテリアル構造およびフェースフライス技術の継続的な進歩とが融合した結果です」(同社広報)

新しい5、7、9、11の形状は、矢印や航空機、F1のレースカーを思わせるスピード感あるデザインで「アライメントとターゲットを最適化するよう設計され、プレーヤーがアドレス時にパターを簡単かつ正確に揃えることができる」と言う。また、世界最高峰のツアーで証明された音と打感の「デュアルミルドフェース」がよりソフトなフィールを提供する。キャメロン本人はこう話す。
 
「マックス・ホーマ、ジャスティン・トーマス、そして世界中のツアープレーヤーが『ファントム』パターで成功を収めており、我々は常に彼らと話し、彼らが【マレットに何を求めているか】についてさらに学んでいます。最近、こうした会話の中心となっているのは調整です。私たちはそのフィードバックを取り入れました。
 
アドレス時の点や線だけでなく、各機種の全体形状も含め、選手に便利で直感的なアライメントを提供するよう新『ファントム』を設計しました。パターデザインのあらゆる側面が連携して機能します。ダウン・ザ・ラインの視界を強調しあらゆる角度が洗練されたため、選手はすべてのパットに明確で自信を持って臨むことができます」
 
また、新しい『フルコンタクト』グリップは「フェースアングルの意識を高めながら、コンタクトと快適性を向上させるための独自の形状」だとか。形状で印象的なのは高MOIの『9』で、長い2本のサイトラインがヘッド後方まで入っている他、同じく高MOIの『11』はこれまでに無かった矢印型のアライメントで、打点が集まるイメージを抱きやすい。
 
その他、ツアーで定番の選手使用が多い『5』は、ウイングの角度が調整され、ややコンパクトなモノに変更され、センターシャフト『5S』とジェットネックの『5.5』を用意。米国で5月に加えるのは、『11』にやや長い38㌅のカウンターバランス(499ドル)。その他のモデルは米国価格1本449ドルで3月29日発売を予定している。

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