• HOME
  • 新着記事
  • ゴルフ
  • 大山志保が大会3勝目で史上2人目の快挙達成「40代でも優勝できました」【思い出フォト】

大山志保が大会3勝目で史上2人目の快挙達成「40代でも優勝できました」【思い出フォト】

大山志保が復活優勝(写真は2018年大会)(撮影:鈴木祥)

新潟県のヨネックスカントリークラブで行われた2018年「ヨネックスレディス」。大山志保がトータル10アンダーで逃げ切り、2年ぶり通算18勝目を挙げた。

トータル6アンダー・単独首位で最終日をスタートさせた大山は、前半でスコアを4つ伸ばし、9ホール終了時には4打差をつける独走態勢だった。後半を2バーディ・2ボギーで迎えた最終18番で涙を拭いながら約1メートルのパーパットを沈め、右手で何度もガッツポーズ。両手を高く掲げ、06年、15年大会に続く大会3勝目を喜んだ。これは01、02、07年大会を制した不動裕理以来史上2人目の快挙となった。

「40代でも優勝できました。復帰4戦目での最終日最終組。きのうからワクワクしていました。最後の18番では涙が出てきましたね。立てない時期、歩けない時期、いろいろ思い出して…」

大山は前年17年の9月、練習中に首を痛め、10月に頚椎間板ヘルニアと診断。「トーナメント特別保障制度」を適用し、ツアーから離脱した。18年5月の「ほけんの窓口レディース」で同年初出場を果たし、4試合目での復活優勝だった。

22年11月には両足などに痛みが重なり、再び「トーナメント特別保障制度」を申請。当初は、過剰な運動や負荷が原因とされる『種子骨障害』と診断されたが、やがて症状は手や顔を含む全身に広がり、激しい痛みを伴うものに。“原因不明の病”として治療を続けたが、23年5月に申請を延長。24年11月の「伊藤園レディス」で2年5カ月ぶりとなるツアー復帰を果たした。

今年のヨネックスレディスには、ウェイティングから繰り上がりでの出場。3月の地元大会「アクサレディス」以来、今季2試合目となる。

関連記事