えっ、Blueprintがキャビティに!? T・ハットンがプロトタイプを投入して好調
<ジェネシス・スコットランド・オープン 3日目◇15日◇ザ・ルネサンスC(スコットランド)◇7237ヤード・パー70>
次週に控える海外メジャー「全英オープン」の前哨戦となる米欧共催大会は、3日目の競技が終了。ローリー・マキロイ(北アイルランド)がトータル13アンダーで単独トップだが、海外ギアメディアの多くがSNSで報じているのが、現在8アンダーの13位タイにつける、PING契約のタイレル・ハットンのバッグの中身についてだ。
「プロトタイプのアイアンを使用している」と、色めき立っており、同じくPING契約のビクトル・ホブランも同様にプロトタイプアイアンを投入しているのだとか。そこで、ハットンの使用ギアを米国PINGのHPで使用ギアを確認すると、たしかに6~PWの項目が『Prototype Irons』と伏せられていた。
大会のハットンの画像をズームアップすると、明らかにキャビティ形状に見えるのだが、そのバックフェースには「Blueprint」の文字がうっすらと確認でき、別カットにはバックフェーストウ寄りに「FORGED」の文字も確認できた。
現行の「Blueprint」はマッスルバックだが、これは置き換えられる新作プロトタイプなのか、それとも新作キャビティとして別の「Blueprint」が増えるのか。選手個々に対応したプロトタイプの可能性もあるが、この場合、ロゴが明確に確認できるため、その線は薄いと言えるだろうか。
通常なら、メジャー大会や前哨戦でのアイアンの入れ替えは考えづらいが、ルイ・ウーストハウゼンほか、現行『Blueprint』を愛用してきた他の多数のPING勢の動向にも、引き続き注目が必要だ。
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