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「出られる試合は全部出るつもり」 欧州ツアーが主戦場の金谷拓実、4度目のハワイ戦で2024年スタート

金谷拓実が2024年初戦をハワイで迎える(撮影:GettyImages)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇10日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

現地時間11日(木)に開幕する「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に金谷拓実が参戦する。初めて出場した2019年大会から、これで4回目のフィールド入り。「頑張ります」と、金谷らしく淡々と意気込みを口にした。

「2023年からいい状態で来れているので、しっかり自分らしいプレーをしたい」と、良い流れのまま4度目のハワイに乗り込んだ。シーズン終盤まで中島啓太と賞金王争いを繰り広げた。最終戦で優勝した蝉川泰果に2位の座は奪われ、3位に終わったものの充実した一年を送った。これにより今季はDPワールド(欧州)ツアーを主戦場に戦う。

22年は海外ツアーに腰をすえて戦ったが、米ツアーでは「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」でベスト16に進出したものの、メジャー3試合を含む7試合で予選落ち。欧州ツアーでも予選通過は1度だけだった。23年は国内ツアーを主軸とし、また海外の舞台に戻ってきた「いつも悔しい思いしているので、今週は結果を出せるように頑張ります」と、打ちのめされてきた海外ツアーで一矢を報いたいところだ。

ただ、昨年のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ・オマーン」を制した実績もあり、自分への期待は失わない。「周りも、自分も(期待)していると思う。出られる試合はもらえたチャンスでしっかり結果を残したい。今週もせっかくチャンスをもらえたので、いいプレーをしていきたいなと思います」と見据える。

今大会が2024年の自身初戦。とはいえ、欧州ツアーでは賞金王の中島に比べると出場優先順位は低く、まだ出場が確定している試合はない。「出られる試合は全部出るつもり」と2年前は跳ね返された欧州ツアーで再起を誓うなか、ハワイで大きな弾みをつけたい。

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