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ウソだろ!? パリ五輪で銀メダルのフリートウッドは、3Wを抜いて『ミニドライバー』を入れているってホント?

フリートウッドは3番ウッドを抜いて『BRNRミニ』(13.5度、ベンタスブルーTR 6X)を投入

パリ五輪で正確なショットを武器に、見事銀メダルに輝いたトミー・フリートウッド(イングランド)。彼のセッティングを見ると、3番ウッドの代わりに最近流行しているミニドライバーが入っていた。その詳細をレポートしたい。

テーラーメイドのHPによると、フリートウッドの今シーズンの基本的なセッティングは以下の通り。
1W:Qi10 LS(8.5度、ベンタスブルーTR 6X)
2W:BRNRミニ(13.5度、ベンタスブルーTR 6X)
5W:Qi10(18度、クロカゲXTS X)
9W:Qi10(24度)
4I~PW:P7TW

フリートウッドは以前、『ステルスプラス』の3番ウッド(15度)を使っていたが、2023年にドライバーに加えて『BRNRミニ』ドライバーをバッグイン。その際には以下のように語っていた。

「3番ウッドの出番があまりない中で、自分のバッグに何かアクセントを加えられるような気がして、(このミニドライバーは)気に入っています。ティショットで打てば、すごいことになる。とにかく低い弾道を打つことができ、真っすぐ行くという安心感もあるのです」

特にティショットで方向性を重視したいときに『BRNRミニ』を使用している。また、ロングホールのセカンドショットでも飛距離を稼ぎたいときに使っているようだ。

ギアコーチ筒康博氏はミニドライバーはアマチュアにとっても有効だと語っている。

「ミニドライバーはティショットだけでなく、地面からも打てる使い勝手の良いクラブです。通常のドライバーに代えてセッティングに組み込むのもアリですが、トミー・フリートウッドのように3番ウッドを抜いて通常のドライバーとミニドライバーの2本体制もオススメです。狭いホールはミニドライバーで置きに行き、ここ一番飛ばしたいときは大型ヘッドを使うなど、マネジメントの幅が広がりますよ」

ティショットの方向性に悩む人は、ミニドライバーの投入は試す価値あり。まずは試打してみることをオススメしたい。

◇ ◇ ◇

 ●今年はミニドライバーが発売されて、話題となっている。ティショットの方向性に悩む人には関連記事【僕らでも『ミニドライバー』は使える! どう選べばいい? 短尺・小型の人気モデルの顔と性能を比較】がオススメ。これでティショットの悩みも消えるかも。

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