アクシネットジャパンインクが、新作ウッドをアナウンス。「タイトリストは『GT』ドライバー及び、『GT』フェアウェイメタルを8月23日より発売いたします」と、同社。既にPGAツアーを皮切りに、世界中のツアーに供給開始されている、5年以上もの間PGAツアーNo.1ドライバーとなるタイトリストの新作は何が変わったのか？
■新素材ポリマー複合クラウンに！
「GTのすべてのモデルには、独自の新素材ポリマーで構成されたシームレス サーモフォーム クラウンが搭載されています。超軽量の新素材ポリマーにより、タイトリストのエンジニアは各モデルの最適な場所に重量を配置することが可能となり、スプリット マス コンストラクションが卓越したスピードと安定性の両方を進化させます。また、クラウンとチタンボディとの間に境目は見えず、アドレス時のクラシックなタイトリスト ドライバーの外観はそのまま。
新素材ポリマーの音響特性により、プレーヤーが好む打感と打音を生み出します。そして、進化したエアロダイナミクスによりクラブヘッドのスピードが上がり、新しいスピード リングVFTフェースにより、オンセンターはもちろんオフセンターでもボールスピードがアップします。これらの進化を融合させることで、フェース全体で非常に安定したスピン量と最適化された打ち出し条件を実現する、圧倒的な速さのドライバーが生まれたのです」（同社広報）
他社では、軽量なカーボンをクラウンやフェース、ソールに用いて設計自由度を得るケースが大半だが、タイトリストは独自素材でその先へ到達。『GT3』を中心に、PGAツアー選手のフィードバックによるシルエットだけでなく、異素材複合になっても継ぎ目の目立たない美しい外観は『TSi』や『TSR』シリーズから変わらず踏襲している。今作は『GT2』を使用する選手が増えているが、『TSi2』➡『TSR2』でスッキリ顔になったが、さらに『GT2』は無駄を削ぎ落としたシルエットになっている。
寛容性の高い『GT2』のストックシャフトは、プロジェクトX『DENALI RED 40』（4.0）、『DENALI RED 50』（5.0/5.5）、三菱『TENSEI 1K BLUE 55』（S）が税込107,800円。PGAツアー人気の高い『GT3』のシャフトは、三菱『TENSEI 1K BLUE 55』（S）、『TENSEI 1K BLACK 65』（S）が税込107,800円で、両機種ともプレミアムシャフト装着モデルはグラファイトデザイン『Tour AD VF-6S』、『Tour AD DI-6S』が税込129,800円となる。ロースピンで430ccと小ぶりな『GT4』のシャフトは『TENSEI 1K BLACK 65』（S）で、税込107,800円。
■フェアウェイも、新素材ポリマー複合！
『GT』フェアウェイについて同社は「GT2、GT3フェアウェイメタルは、GTドライバーを完成させた高度な設計技術、新素材と構造の進化によって新しい飛びの世界を提供する卓越したパフォーマンスを実現しています」とし、ドライバー同様に新素材ポリマーを採用していた。
「シームレス サーモフォーム クラウンにより生み出された余剰重量を、フェアウェイメタルのヘッド内に再配分することで各モデルに最適な重心位置を実現しました。『GT2』の重心はより低くフェース側に近づき、従来モデルよりも打ち出しが高く、スピンが最適化されています。『GT3』の重心は深重心化され、スピン性能は維持しながらも打ち出しが高くなっています。いずれもプレーヤーが求める理想の弾道にターゲットされています。
特にフェース下部においてもパフォーマンスを向上させるため、フェースインサートをソールまでラップさせることで、ボールスピードを維持し、過度なスピンをなくし、心地よい打音と打感を提供します。フェース素材には弾力性の高い鍛造465ステンレススチールを採用することで、フェースを非常に薄く設計することが可能となり、より速いボールスピードを実現し、オフセンターヒット時でのボールスピードの低減を抑制します」（同）
『GT2』フェアウェイのシャフトは、プロジェクトX『DENALI RED 50』（5.0/5.5）、三菱『TENSEI 1K BLUE 55』（S）が税込66,000円。GT3』フェアウェイは、三菱『TENSEI 1K BLUE 55』（S）が税込66,000円で、両機種ともプレミアムシャフト装着モデルはグラファイトデザイン『Tour AD VF-6S』、『Tour AD DI-6S』が税込88,000円となる。
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