「人間だわ」 原英莉花が3カ月ぶり復帰戦を終えて思うこと

復帰戦を終えた原英莉花。体調面を含めた感触は?(撮影:米山聡明)

<北海道meijiカップ 最終日◇6日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6593ヤード・パー72>

椎間板ヘルニアの摘出手術により、3カ月ぶりのトーナメント出場となった原英莉花は「76」と崩れ、トータル2オーバー・56位タイに終わった。この日は雷雲接近により、当初の予定より100分遅れてプレーがスタート。薄曇りの空の下でのラウンドに「気持ちも暗くなってしまって。『試合だな』と思いました」と久々の実戦を振り返った。

比較的、ティショットが打ちやすいと話していた前半のインで原は3ボギー。折り返しの1番パー4ではダブルボギーと徐々にスコアを落としていった。「ティショットが曲がってしまって、ラフからのショットは(雨で)重くなっていて、入れてはいけないバンカーにも入れてしまって、苦しかったです」。

前日はカットライン上でホールアウトし、予選通過が微妙な状況だっただけに、最終日にプレーできた喜びがある一方、スコアの上ではほろ苦い一日になってしまった。そんななかで迎えた最終9番パー5では、2打目はやはりラフからとなったが、残り233ヤードから花道まで運んで、この日唯一のバーディ。最後の最後になんとか意地を見せた。

久々の試合で54ホールをプレーしたが、気になる体調面については「全然、大丈夫です」。それよりも、久しぶりの試合の影響はメンタル面にあったようで「ガツガツいき過ぎてもいけないし、どんな時もフラットでいないといけないなと改めて感じました。いろんな感情があって“人間だわ”と思いましたね」。

復帰戦からいきなりの連戦で次週は「NEC軽井沢72」に出場。月末の「ニトリレディス」まで4連戦を予定している。「こんだけ下に来たんだから、次は上だと思うので頑張ります」。初戦から結果は出なかったが、前向きに次戦での上位争いを見据えた。(文・田中宏治)

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