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“小ぶりヘッドドライバー5機種”の実力を試打検証〜キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド編【試打の鉄人】

【試打レビュー】「フェースにくっついて弾く打感がすごく気持ちいい」

今回の試打では、ロフト10.5度、純正シャフト『TENSEI 55 for Callaway』のSフレックスが装着されたキャロウェイ『パラダイム トリプルダイヤモンド』を使用。試打前にアドレスを取ってヘッドの顔をチェックした市原は、「ポンと構えた時の印象が良く、座りの良さがあります」と評価。

続けて市原が強調したのは、フィーリング性能の良さだった。
 
「打った時の手応えがかなり良く、打感の良さがありますね。フェースにすごくくっついて弾いてくれます。くっつく時間が長い分、操作性の高さも感じられました。ボールを押し込んでいくような感触がすごく気持ちいいです」
 
「トラックマンシステム」による弾道計測では、高めのフェードボールが表示されていた。
 
「打ってみると意外にスピンが入ってくれます。ソール後方に14グラムのウェイトが入っている分、ボールが上がりやすくなっているのでしょう。純正シャフトもしっかりしていて、ヘッドとのマッチングが良いので、すごく振りやすいです。クラブの特性としては、絶対に左にいかない性能を持っていますね。3球打ってほぼ同じ球筋で、キャリーの差もほとんどありませんでした。弾道の安定性の高さがすごいですよ」

【試打映像】弾道計測データ&市原建彦の評価は…?

試打の鉄人 プロフィール|市原建彦(いちはら たつひこ)1978 年生まれ、神奈川県出身。ツアー通算1 勝。アマチュア時代の96 年に「世界ジュニア」を制覇。プロ転向後は、06 年「アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン」で優勝を果たしている。187cm の長身から放つ豪快なショットが持ち味。自身でトラックマンを保有し、ギアへの造詣も深い。

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