• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 石川遼がCASIOの電子辞書291台を小学生に寄贈「大人になってから、『あそこのメーカーだったんだ』って思ってくれたら」

石川遼がCASIOの電子辞書291台を小学生に寄贈「大人になってから、『あそこのメーカーだったんだ』って思ってくれたら」

石川遼が毎年行っている「バーディチャレンジ」活動の贈呈式が行われた(写真:大会提供)

<カシオワールドオープン 2日目◇24日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>

毎年、所属契約するCASIOと協力し、前年のシーズン中に獲得したバーディ数に応じた電子辞書を寄付する活動を行っている石川遼。第2ラウンド終了後に贈呈式が行われ、会場を訪れた小学生に電子辞書を手渡した。

この取り組みは、運動だけでなく勉強も頑張ってほしいという教育支援の一貫として18年シーズンから始まった。「CASIOさんらしいやり方の中で、僕のゴルフの要素も取り入れてくださって。自分もやりがいをすごく感じています」と、バーディ1個につき、小学生モデルの電子辞書『XD-SK2800』1台を毎年寄贈している。

今年は291個の電子辞書が、南国市立十一小学校、高知市立久重小学校、高知市立秦小学校へ寄贈された。石川が送った電子辞書はこれで通算1154台となる。

石川は「こうやってCASIOさんの電子辞書がちょっとずつ広まっていくことで、なんとなく子どものころ辞書で使っていたな、と。大人になってから、『あそこのメーカーだったんだ』って思ってくれたらいいですね。そういう経験は自分もあるので、すごくプラスなやりがいがある」とコメント。

キャリアで初めて、ホスト大会の「カシオワールドオープン」で予選落ちを喫してしまった石川だが、「教育業界に僕がサポートしてるっていうところまでは、正直思ってないんですけど。でもやっぱり僕のやりがいを、モチベーションを上げてくれるようなやり方で関われるっていうのは、自分にとってプラスばかり」。来年以降のバーディチャレンジ活動へ改めて意気込みを示した。

関連記事