藤田さいき10年239日ぶりの優勝を逃した瞬間の写真 最終日最終ホールのグリーンで尻餅をついた 【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】
いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。
「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」(6月9日~12日、兵庫県・六甲国際GC)での閲覧ナンバーワンは、1打及ばず単独2位となった藤田さいきが最終18番ホールのグリーンで、パーパットを外して尻餅をついた瞬間をとらえた写真だった。
通算12アンダーで山下美夢有と首位に並んで迎えた最終18番。決めればプレーオフになるという場面だった。「足に来ていたんでしょう。気が抜けてしまったんですね。リアクションだけ大きくて、すみません。勝ちたかったです。でもまだ6月ですし、後半戦にもチャンスがあると思うので前向きに頑張りたいと思います」と、ホールアウト後に話した藤田。
このとき36歳の藤田。11年「富士通レディース」以来となる10年239日ぶりの優勝がかかっていた。しかしこの後、「前向きに頑張る」と話した言葉を藤田は確信へと変えた。シーズン大詰めの「大王製紙エリエールレディスオープン」で見事リベンジを果たし優勝を遂げたのだ。
優勝時には「まだ勝てるというのが自分の中で確信になったので、できるかぎり長く続けられるように頑張りたいです」と、話した藤田。23年シーズンも、ツアーで台頭する若い選手たちの前に立ちはだかるに違いない。
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