
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は、米ツアー2年目の吉田優利。
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2024年から米国女子ツアーに参戦している吉田選手のドライビングディスタンスは249.54ヤードで、全体では136位。身長158センチと小柄ながら、華麗なドローボールを放ち、飛距離以上に正確なショットやグリーン周りでの巧みなプレーによってスコアメイクをしている。
吉田には、『1週間後にどうしても10ヤード、いや3ヤードだけでも飛距離を伸ばしたい。どうしたらいい?』と、ある状況を仮定しながら飛距離アップの方法を聞いてみた。すると、「ムリですね! 1週間じゃムリ!」という、ぶっちゃけた言葉が返ってきた。
「1マイル(約0.45m/s)でもヘッドスピードが上がったら3ヤードは飛ぶ。でもこれだけゴルフをやっていても、1マイルを上げるのは難しいんですよ…」
海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」では、手応えを感じ始めた自身のゴルフをさらに進化させるために必要なことについて、「自分的には(飛距離は)もう限界かなと感じている。体がこれ以上飛ばせない。そこじゃなくて、精度(を求めたい)」とも語っていた。
とはいえ、我々アマチュアは、やっぱり飛距離に憧れる。どうしても飛ばしたいシーンだって出てくる。
「飛ばすためにはとにかく振ること。本当に、めちゃくちゃ振るんです! 思いっきり振って、振っていると体も徐々に慣れてくる。普段から振らないと体も慣れてこないから、とにかく毎日振ってください。最低10回は振って…、それで(ヘッドスピードが)1マイル上がらないかなっていうくらいです(笑)」
スイングを気にせずに、とにかく振って、振って、振りまくる。そんな素振りを日々繰り返せば、平均3ヤードアップも夢ではない?
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