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アイアンが当たらない人は「右ヒジからお腹に振って」ミート率アップ!

永井花奈が右ヒジが外れない練習法を紹介(撮影:福田文平)

飛距離と方向性がスコアに直結するドライバーに対し、グリーンを狙うアイアンは前後の距離感も求められる。ロングアイアンでダフれば大ショート、ショートアイアンでトップすれば大オーバーの危険も。スコアアップのためには安定したミート率を身に付けたいところ。ツアー1勝の永井花奈は、ダウンスイングの右ヒジの位置が大事だという。

「トップのときの右ヒジの位置は低い人もいれば、高い人もいていいと思います。ただ、後方からダウンスイングを見たときに、右ヒジが背中より後ろにあるのは良くない。タテ振りになりすぎて、インパクトで詰まり、打点もバラついてしまいます。背中側に外れないように、右ヒジからお腹に振っていく感覚があればいいと思います」

一般ゴルファーが意識だけで直すのは難しいので、まずはシャドースイングから。「右ヒジを下から左手で押さえて振ると、右ヒジを体の前に振っていく感覚が分かると思います」。同時に手の振りと体の回転も同調してくる。

そして、次のステップはクロスハンド打ち。左右の手の位置を入れ替えて、右打ちなら右手でグリップエンド側を握る。「クロスハンドで打つと、右腕の動きが制限されて、右ヒジが外れにくくなります。違和感があるかもしれませんが、絶対に右ヒジが外れないほうが当たるようになると思いますよ」。暴れる右ヒジを直して、スコアをスッキリまとめよう。

■永井花奈
ながい・かな/1997年生まれ、東京都出身。17年の「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー初優勝。「苦手」というアイアンは7番、8番、9番の3本しか入っていない。

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●多少曲がってもいいから同組のライバルたちより1ヤードでも遠くに飛ばしたい。そんなアナタは関連記事【もう飛ばないなんて言わせない! レッスン大特集】を要チェック。ヘッドスピードの上げ方、効率のいい当て方が満載です。

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