「ずるずる行きそう」な3ボギーからばん回 畑岡奈紗はトップと3打差で週末へ
<コグニザント・ファウンダーズカップ 2日目◇12日◇アッパー・モントクレアCC(米ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>
首位と2打差3位タイからスタートした畑岡奈紗は、前半で3ボギーを喫して後退した。「パッティングが思うようにいかなくて」と3パットのボギーや2メートルほどのパーパットが決めきれず、「ずるずる行きそうにはなりました」と上位戦線には一時水をあけられた。
だが、「ショットはそこまで悪くなかったので、とにかく上りのパットにつけるように」とマネジメントを意識することに集中。ピン位置も「2日目にしてはかなり切ってきている」となかなかタイトなところに設定されていただけに、「グループ全体的になかなか決まらないというところもあって、みんな難しいんだなと感じていた」と気持ちは焦らなかった。
そして折り返して10番をバーディとすると、12番パー5は2オンに成功してイーグルトライからのバーディ。15番パー3ではグリーンの傾斜を利用しながら1メートルにつけると、最終18番では手前5メートルの“上り”ラインにつけてバーディ締め。「71」をマークし、前半のビハインドを取り戻すだけでなく、さらに伸ばすという一日で終えることができた。トータル5アンダーは7位タイにつけている。
ルーキーイヤー以来となる5連戦に臨み、これが最後の一戦。開幕前から疲労感を口にして練習量も抑えているという。そのなかでの上位争いには、「もうちょっとできたなと思う部分がありながらも」と満足はしていないが、「5週目なのでいまのベストを尽くしてあと2日間頑張りたいです」と週末を見据える。昨年も6位タイに入った好相性大会で、首位との3打差を追いかける。(文・笠井あかり)
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