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「気合と根性でやった感じ(笑)」“新生”渋野日向子の23年は2アンダー発進

渋野日向子は「●」にとどまった(撮影:福田文平)

<ホンダLPGAタイランド 初日◇23日◇サイアムCC パタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>

今年の初戦を迎えた渋野日向子が4バーディ・2ボギーの「70」で回り、2アンダーで初日のプレーを終え、大会を放送するWOWOWのインタビューに答えた。

1番からスタートした渋野は4番でボギーが先行すると、8番パー3でティショットをピン右手前6メートルにつけこの日初バーディ。イーブンパーで折り返すと、後半に入り12番からバーディ、ボギー、バーディと一つ伸ばした。

「楽しみな気持ちが思っていたよりも多かった。本当に気合と根性でやった感じで(笑)、ショットに関しては思っていたよりも全体的によかったし、チャンスにつくことも多かったですし、めちゃくちゃなはずし方は少なかったので、そのぶんのスコアかなと思います」

オフのあいだはかつて指導を仰いだ青木翔氏のもとでスイング改造に取り組むなど、自身が言うには“新生”渋野の誕生。気持ちも新たに臨む新シーズン初日のスコアとしては物足りなさもありそうだが、要所で好ショットを見せるなど期待をうかがわせる内容だった。

「いろいろ思うことはあるので、それはまた帰ってから。今の状態でいいプレーがしたいです」と刷新したクラブセッティングとスイングのなじみにはまだ課題がのこったが、「まずはアンダーで回れたのがすごくうれしいですし、明日以降もしっかり攻めて、気合で頑張りたいです」と明るく話した。

昨年は連日の60台をマークし8位タイに入った本大会。2日目以降も流れを切らさずに、上位進出を目指していく。

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