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“ホンダ”撤退のあとは… コグニザントが米国男子のタイトルスポンサーへ

ホンダが撤退へ(撮影:GettyImages)

2023年2月「ザ・ホンダ・クラシック」を最後に米国男子ツアーから撤退した『ホンダ』に代わり、新たな大会タイトルスポンサーとして『コグニザント』が決定したとPGAが発表した。

コグニザントは、米国に本社を置くITカンパニー。世界中の企業に人工知能、デジタルエンジニアリング、クラウドなど、モダンエンタープライズに欠かせないテクノロジーの活用について、プロフェッショナルなサポートサービスを提供する世界最大の企業の一つとして知られている。

ザ・ホンダ・クラシックは1972年に「ジャッキー・グレアソンズ・インベラリィクラシック」として開始。82年からホンダがタイトルスピンサーを務めてきた。

舞台がベアトラップと呼ばれるジャック・ニクラウス(米国)設計のPGAナショナルR&S・チャンピオンコースに移ったのは07年のこと。同地にも自宅を持つニクラウスが大会ホストも務めている。

大会名は「コグニザント クラシック」となり、来年2月29日~3月3日に同コースで開催される。賞金総額は未発表だが、同大会は高額賞金大会、いわゆる格上げ大会ではなく、通常の大会のひとつとなる。

コグニザントは21年「プレジデンツカップ」のグローバルパートナーを務め、米国女子ツアーでは6月に開催される「ファウンダースカップ」のタイトルスポンサーにもなっている。

コグニザントとの契約により、24年シーズンの米男子ツアーすべての大会でタイトルスポンサーが確定した。ただ、「ウエルズ・ファーゴ選手権」の冠を務める米大手銀行のウェルズ・ファーゴは、来年を最後に契約を延長しないことを明らかにしている。(文・武川玲子=米国在住)

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