自称20歳代の谷原秀人 「また、こっそりと優勝を狙います」

「ANAオープン」の表彰式でCAに囲まれた谷原隼人(撮影:米山聡明)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)が公式インスタグラムを更新。21日に開幕した「パナソニックオープン」で前週に続いて連続優勝を目指す谷原秀人に、大会に向けた意気込みを尋ねた動画を公開した。

前週はおめでとうございますという祝福に続いて「2週続けて優勝を狙う立場ですね」と聞かれると、「本当に、体調だけだと思います」「疲れているので、今日は軽めにやって明日のスタートまでにどれだけいい状態にもっていけるかですね」と、体調を気づかう返答。

「44歳になっても活躍できる秘訣は?」との質問には、真顔で「まだ20代だと思っています」とキッパリ即答。質問をするスタッフの笑いを誘っていた。

最後に本大会への意気込みを尋ねられると「若い選手が出ているので、その合間をくぐりながら、また、こっそりと優勝を狙っていきたいなと思います」と返答。少しニヤリとしてカメラの前を立ち去った。

広島県出身の谷原は、ゴルフの名門・東北福祉大学(宮城県)を卒業。ゴルフ部の後輩には松山英樹、池田勇太、宮里優作、佐伯三貴らそうそうたるメンバーがいる。2001年にプロ入りすると、03年にツアー初優勝。16年には「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」でメジャーを初制覇した。今シーズンもすでに2勝、ツアー通算では19勝を挙げている。
 
谷原はインタビューの中で「若手の合間をくぐりながら」と答えていたが、「パナソニックオープン」の予選は、倉本昌弘(68)、片山晋呉(50)という大物ベテランと同組でラウンドする。この豪華な組み合わせで、谷原の連覇を狙う戦いは始まる。

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